駐在員、駐在員妻が陥る何をしたらいい病
海外に移住し、インターネットも携帯もつながり、船便も届いた。生活の基盤が整い、やっと自分の時間ができるようになった時、あれ?私何をしたらいいの?!となったこと、ありませんか!?
ありますよね!
っつか、あるからこの記事読んでいるんです!(だよね!)
特に、お子さんのいらっしゃらない方、お子さんが学校に行き初めて時間ができたとき、この空虚感。
日本でしたら、じゃあパートにでも、となるところが、異国の地だとそうはいかない。
じゃあどうすればいいか。
ここで、誰もが思うのが、
「せっかく海外に来たのだから、外国語を習おう」
ですよね。
英語圏でしたら、英会話。
英語以外の国でしたら現地の言葉・・など。
しかし、この記事を読んでいるということは(しつこい)それも「あれ?」っと思っているはず。
そう、駐在したところで英語話せるようにならないんですよね。
では、語学以外に何をしたらいいでしょう。
おそらく、駐妻のブログではそこまでつっこんで書いている人はあまりいないのではないでしょうか(自画自賛)。
大切なことは楽しく生活すること
私がお勧めするのは、一言でいうと、「楽しく生活をする」です。
あ、まって、消さないで、
楽しくだと?!当たり前だ!知ってるわい!!と思うかもしれませんが、ちゃんと順をおって話すので落ち着いてください。
駐在生活は、目新しい文化にふれ、楽しい反面、日本ではありえないような、不便なことや、辛いことも多々あります。
なので、最も重要なのは、妻の精神の安定、これこそが駐在生活が楽しいものになるかどうかを左右します。妻が楽しければ、旦那様も、お子さんもみんなhappyな生活になります。
当たり前ですよね。
当たり前ですがこれが大切なんです。
お金ありきで趣味を見つけることをやめましょう。
駐妻は頭のいい方が多いので、何かするなら後々お金に絡むものをと思いがちですが、それはやめた方がいいです。世の中そんなに甘くありません。
お金を目的に設定すると、時間をかけたわりになかなか収入につながらず、続けるのがバカバカしくなります。
その結果、中途半端な状態でやめます。
そして、また何をしよう病にかかる、の繰り返しです。
なので、好きなことをする、これが1番です。
そして、好きの延長にお教室を開いたりお金が発生するようになります。
世界をもう一つ作ることのメリット
好きなことに没頭することで、もう1つ自分の世界をもつことができます。
駐妻の世界は狭いです。
ご家庭、子供の学校があれば、学校関連、会社の婦人会があれば、婦人会。
自分から動かないとそれだけになります。
人間関係がリセットされているので、孤独になりやすいのです。
世界が狭いと、その狭い世界で起こったことが全てのように感じてしまいます。
日本でしたら、気にしないようなことでも、気になって辛くなってしまうことがあります。
その為にも、いくつか世界を持っておくことが大切なのです。
世界が増えることで、余計なことを考える時間が減るし、どこかで上手くいってなくてもめ、他の世界で毒を吐くことができます。
それでは、具体的にどんなことをすれば良いかを提案していきたいと思います。
好きなことの見つけ方
目をつぶって、胸に手を置いて思い出してください。
大人になるにあたって、諦めてきた夢ありませんか?
絵が書くのが好きだった。
ピアノやらフルートやら好きな楽器がある、触ってみたい楽器があった。
バレエが上手だったけど、練習回数が増えてきたから辞めた。
EXILEのようにキレッキレに踊ってみたかったけど、ちょっと年取っちゃったし、始めるのが恥ずかしいからできなかった。
カラオケが好きで歌手になりたかったけど、そこまで上手じゃないから諦めた。
どうでしょう。
一例ですが、一つくらい本当にやりたかったことってありませんか?
建築士になりたかった、でも、習字が楽しかったでもなんでもいいです。
今更そんなことしてもしょうがないでしょ、っていうようなことでもなんでもいいです。
あるでしょ1つくらい。
やりましょう!
はーーーーーーーー?
って思うかもしれませんが、やりましょ。
逆になんでやらないの?
だって、今時間とお金があるはずです。
あと何年生きられますか?
40年?50年?
わかりませんが、結構長くないですか。
40年頑張ったらある程度極められると思いませんか?
それがお金にならなくてもいいのです。
好きにやっていればいいのです。
もしかしたら、お金がついてくるかもしれないし、ついてこないかもしれない。
儲けようと思わないでください。
ただただ楽しめばいいのです。
妻が楽しければ、家族も幸せになります。
とてもシンプルなんです。
一歩踏み出す勇気を持ってください。
その先には無限の世界が待っています。