帰国子女の中学受験のメリット【バッチバチ】
帰国が決まり、色々と準備しているのですが、そろそろ考えなければならないのが子供の学校。
うちの子は、小学生ですし、アメリカでも日本人学校だったので、普通に公立の小学校に行けばいいや、
そして、
中学受験突入!!!
ヤッター!ウレシクナイ
と考えていました。
というのも、私立中学には帰国子女入試という素敵な制度があるので、それにのっかるしかない!
といことで、今回は、帰国子女の学校選びについて記載しました
(首都圏中心に書いています)
なお、ゴリゴリのゴリゴリに主観で書いていますので、参考程度に読んでいただき、ご自身で調べてください
それでは、小学生帰国子女の学校選びについて
れっつらごーー
私立中学の帰国子女受験の受験資格
私立中学校の帰国子女入試について検討されたことありますでしょうか。
ネットでは色々ありまして、5年生くらいまで海外にいないとダメ~とか、英語できないとダメ~とか適当なことが書いてありますが、実際には、学校によりけりです。
例えば、神奈川御三家である、聖光学院の募集要項(2020年度)を見ますと、
「2014年4月以降に1年以上通算海外に滞在していること」
が要件になっています。
つまり、小学一年の4月から1年居るだけでも、帰国子女には該当します。
「たった1年で・・・」
小学1年生で1年だけ海外にいて、帰国子女として認定してくれるには、きっと学校側にもなんらかの意図があるのかと思いますが、とにかく学校によって要件は違います。
もちろん、5年生以降じゃないとダメという学校もありますし、2年生の3月までいればOKという学校もあります。
なので、低学年で帰国したから関係ないやと思う方もいるかもしれませんが、根気よく探すと、実は該当するなんてこともあります。
そして、英語圏の現地校に限る、とか、海外インターで無ければいないという学校は意外に少なく、日本人学校であったり、英語圏でない学校でも帰国子女入試を受けさせてくれる学校はわりと多いです。
帰国子女入試超難関校の「渋谷教育学園渋谷中等学校」、略して「渋渋」の2022年度の応募資格を見てみましょう。
「2022年3月小学校卒業見込み者またはそれに準ずる者で、試験日までに海外在留2年以上、帰国後2年以内の者。この資格に近い状況の方は応相談。」
つまり、小学校4年生の1月27日まで海外に2年以上いれば、該当すると記載されています。英語圏の現地校に限るとは書いていないのです。
帰国子女入試を設けている学校は、海外での変わった経験をした子供をとりたいというのが趣旨であることが多いようです。そうではなく、英語が出来る子を取りたい、という学校は、入試に英語を設けて厳選しているような印象があります。
帰国子女入試の特色
帰国子女入試は、学校によって色々あるのですが、下記の特徴があります。
- ① 一般入試と受験日が異なる
- ② 受験科目が少ない、英語入試がある
- ③ 合格最低点が低い
上記について、1つずつ解説していきます。
① 一般入試と受験日が異なる場合がある
東京、神奈川の中学受験の一般入試は、通常2月1日からはじまり、1日、2日に本命の学校を受け、落ちたらそれ以降の日程の学校を受けていくパターンが通常です。
しかし、帰国子女入試は、一般入試と同じ日に入試を行うところもありますが、一般入試よりも先に受けられる(12月や1月など)ところもあります。
仮に落ちたとしても、一般入試や2月の帰国子女入試で受けられるので、お得ですね。
しかも、日程もまちまちだったりするので、気に入った学校があれば、バシバシ受けてしまうのもありかもしれません。
② 受験科目が少ない、英語入試がある
一般的に首都圏の受験科目は、国語、算数、理科、社会ですが、帰国子女入試は、国語、算数の2科目だったり、国語、算数、英語又は作文だったり、一般受験と科目が異なることがあります。
これにより、得意科目ばかりの学校を選択することもできますし、勉強する科目を絞ることで、得意科目を飛躍的に伸ばすことも出来ます。
逆に、みんなが敬遠したがる、4科目をあえて選ぶことで、有利になることもあるかもしれません(かもです、かも)。
③ 内容が優しい、合格最低点が低い
中学受験の一般入試の試験内容、ご覧になったことはありますでしょうか。「学校名 過去問」と検索するとでてくるので、見てください。
正直恐ろしく難しいです。
大人でも解けない又は解くのに時間がかかるような物ばかりです。
というのも、昔はそこまで難しくなかったのですが、簡単な問題ですと得点に差異が出にくくなってしまうことから、難易度は高くなっていったそうです。
今では、昔の開成レベルの入試問題が中堅校でもだされている状態だとか。
そのため、昔中学受験をした親が、自分自身の経験を元に子供に指導しても、うまくいかないということもあるそうです。
そんな中学受験戦国時代の中、帰国子女入試はというと、帰国子女むけにオーソドックスな問題をだす学校もあります。
また、一般受験と同日に行われる帰国子女入試で、一般入試と同じ内容の問題をだしている学校もありますが、一般入試と帰国子女入試の合格最低点を比較すると、帰国子女入試の方がびっくりするくらい低いなんてこともよくあります。
こうやって見ると、帰国子女入試ってとてもお得な感じがしますよね。
そんな帰国子女の中学受験。
今回はいいことばかり書いてきましたが、近々、帰国子女入試の恐ろしさを記載します。
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